九州鉄旅 2004

2004.08.29〜09.02撮影 / 2008.02.03 再編集
 2004年8月29日、寝台特急「さくら・はやぶさ」で九州へ向かう計画を立てていました。しかし、あろうことかこの年最大級の台風、16号の影響で西に向かう全ての夜行列車が運休となってしまいました。急遽、新幹線で九州に行くことになりました。
 予定は大きく変わってしまいましたが、それでも頑張って行って来ましたので、写真を幾らか紹介しますね。左は地元の駅に到着する半蔵門8000系です。これが旅の始まりでした。 と、言うことで台風が接近していることもあり、人での少ない東京駅へ。赤レンガを見るのも久しぶりかなぁ。いずれ建築当時の全三階建てに復元されるそうで、この姿ももうすぐ過去のものとなってしまうのですね・・・。記念に一枚っと。
 さーて、新幹線をGETせねば!

 東京駅では旅の道連れと落ち合い、3人旅の始まりです。

 うーん、流石に台風ということもあって、自由席を狙う人たちでいっぱい。なんとか席は確保できました。
 乗車したのは博多行きの700系のぞみ。

 「のぞみは、かなう」?本当かなぁ。叶っていたら台風はいないハズなんだけどねぇ。(笑)
 ま、いっか。あんびしゃすじゃぱ〜ん!ってね。

 初日は博多で一泊。翌日早朝に博多駅に行ってみると、特急は全て運休という事態になっていました。かもめに乗りたかったんだけどなぁ。ちょっと残念。 気を取り直して、僅かに運行していた普通列車を撮影しました。しかしまぁ、早朝&台風なので条件最悪でしたねぇ。

 博多でレンタカーを借りて長崎にやってきました。なんか既に計画はどっかに飛んでしまいましたね。
 長崎と言えば、長崎電気軌道!しかしまぁ、台風の中でどうなるかと思いましたが、こんな感じに仕上がりました。雨の長崎も良しとしましょう!
 ん?そういや、台風で特急が運休?ということは車庫に特急共が足止めされているのハズ・・・行ってみましょう!(^^;

 おー、いたいた特急ども。「さくら」に885系「かもめ」、783系。ついでにシーサイドライナーの群れも!嵐の中、撮影を決行!
 キハ66・67のトップナンバーが見られたのはラッキーだったかも。国鉄色ってやっぱりいいよね

 そんな中にあかつきも発見。
 結構雨が激しくなってきたのでこれで撤退。これからこの日の宿となる島原へ移動です。

 島原と言えば島原鉄道です。ここには私の好きなキハが走っています。台風は通り過ぎたものの、天気はまだ曇り空。朝食前にちょいと森山駅まで撮影にでました。
 朝の森山駅では旧車同士の交換が見られます。ということで行ってみたのですが、この日は上りも下りも2連で来ました。ということで、一気に4色みることができました。島鉄色、三本ひげ、タラコ、国鉄色とナイスな取り合わせ。天気が悪かったのが悔やまれてなりません。
 さて、撮影が終わったら急いで宿に戻ります。朝食を食べねばっ!

 さて雲仙から諫早に移動してきました。ここでレンタカーを返します。
 台風一過となり青空が見えてきました!島鉄が雲り空だったのがいまだに悔やまれます・・・

 気を取り直して。ここからは鉄道移動です。まずは885系白いかもめで鳥栖に移動します。列車が来るまでの間、駅撮りです。

 キハ47が結構出入りするので、なかなか良いです。
 諫早駅の駅舎もなかなか良い感じですね。駅前は少々せまく感じましたが、活気のある様子。

 鳥栖で787系リレーつばめに乗り継ぎます。いやいや、これはカッコイイですね。いや本当に九州の特急は乗るのが楽しくなりますよ。

 日田英彦山線のDCを横目に一路新八代に向かいます。

  新八代では新幹線ホームへリレーつばめが這い上がります。同じホームで新幹線に乗り換えるという親切設計です。いずれこの姿はなくなるので、機会があれば堪能してみてはいかが?  で、新幹線を楽しんでいるとあっという間に鹿児島中央に到着です。ああ・・・、もう少し乗っていたかったなぁ。

 名残惜しいので、つばめレディーに写真を撮らせていただきました。お二人様、撮影させていただきまして感謝です。ありがとうございました!

 このあと、鹿児島で再びレンタカーを借りて指宿に移動です。
 いよいよ九州新幹線つばめに乗車です。内装は和のイメージですごく良いです。日よけも簾調で統一感が保たれています。

 指宿では当然砂蒸し風呂をやるつもりだったのですが、なんと台風の影響でその日はNG。翌日はなんとか一部で復旧したため、ギリギリ体験できました。

 その日の朝は朝食前にちょっと近所を散策。朝の光が美しく、何枚か普段は撮影しないような写真を撮りました。

 とかなんとか言いつつ、本命は指宿枕崎線のキハ40狙いだったりして。(^^;

 この日は台風が残した落ち葉の影響でかなり遅れて運行されていました。

 指宿枕崎線と言えば日本最南端の駅西大山駅ですね。良く見ると「JR」の文字が追加れていました。・・・もしかして沖縄のゆいレールを意識してのことでしょうかね。 そんなに気にすることないのになぁ。
 この駅から見る開門岳は一段と綺麗に見えますね。本当は列車をまって撮影したいところでしたが、余りにも本数が少ないので、結構至難の業です。(^^;
 結局、開聞岳にかかっていた雲はなくなりそうでなくならず、全身を拝むことは叶いませんでした。残念・・・。

 さてボチボチ帰ることになりますが、帰りは鹿児島空港から飛行機となります。鹿児島空港にほど近いところにある嘉例川駅を訪れることにしました。ここには古い駅舎があるのですが、手入れが行き届いていて、季節が良ければ花がたくさん咲くとても素晴らしい駅です。
 ちょうどはやとの風が来る時間を狙ってみました。現地に着いてみると、とても空港の近くとは思えないほど静かな場所でした。
 古風な駅に停車する黒いDCがなんともいい感じです。はやとの風を見送ったのち、空港へ向かいました。
 これで波乱に富んだ九州旅行はおしましです。ちょっと不完全燃焼気味なんでまた来たいですなぁ。