閉館まであと僅か! 交通博物館

2006.02.18 up

 2006年5月14日、交通博物館が閉館になります。ということで、ちょっと見てきました。いったい何年ぶりでしょうね。秋葉原には時折行きますが、交通博物館までは行きませんからねぇ。
 今回行ったのは1月19日。平日です。有給消化ってヤツですね。まずは屋外の0系新幹線とD51のカットモデルが出迎えてくれます。交通博物館と言えばこのイメージですね。弁慶号もいますが窮屈に押し込められていてちょっとカワイそうです。2007年の10月14日からの鉄道博物館では屋内に展示されるそうなので、全身を綺麗に撮影できるようになるんでしょうね。

 閉館が決まったからでしょうか、入り口には既に結構人がいて賑わっていました。思ったよりも入場者が多くおどろきました。・・・今日は平日なんですけどねぇ・・・


 館内のメインとなるのはこのC57と9850ですかね。どちらも鉄道博物館でも展示されることになるようですね。展示場所は端っこになってしまうようで、ちょっと残念ですね。変わりに中央にはD51が展示されるそうです。C62じゃないんだ・・・。
 それにしても9850は今の内臓をさらけ出したまま展示されるのでしょうか・・・。
 下の2枚は人気の高い鉄道模型展示。近所の幼稚園から子ども達が見学に来ていました。
 運転室はなかなかの作りなんですね。ちょっと操作してみたい気がします。
 このあたりの模型はどうなるんでしょうかね。良く出来ているし、一部は結構草臥れてはいますが、概ね状態も良いので一緒に大宮に連れて行って欲しいものですね。この日は余り時間が取れなかったので、じっくり見てくることはきませんでした。なんとか閉館までにもう一度覗いてみたいですね。

 鉄道以外の展示モデルは閉館後どうなるのでしょうかね。なんせ今度は「鉄道博物館」。心配なところです。
 オート三輪なんかは結構状態はいいのですが、スバル360はちょっとツライ状態でした。なんせシャッターを押すのをためらってしまうほど。ツインリンクとかで面倒を見られないものでしょうかねぇ。


 今回、交通博物館に行ってみたくなったのは、旧萬世橋駅の遺構を公開していたからです。ま、実際はこれまで公開していなかったわけですからそれほど大した内容とは言えませんが、順路の途中で萬世橋駅と交通博物館の歴史をビデオ映像で見せてくれます。これはちょっと見ておいて良い内容です。へぇ〜ってな感じです。最後は左のような光景が見られます。が、ホームに出られるわけではなく、アクリル板に囲まれた箱のなかから見る形です。
 遺構はなんとも言えない匂いがします。ここにいると今東京のど真ん中にいることを忘れます。なんか遺跡の見学をしているかのような感覚でした。  見学は平日なら事前予約はいらないと思いますが、土日の場合は必要だと思います。でもやはり平日がおススメですね。割り当て時間も長いようなので。とにかく事前に要確認です。