鹿鉄の残照

2007.05.12 up

 2007年5月4日、茨城交通の撮影から帰る途中に過日廃線となってしまった鹿島鉄道を訪れました。このページを作るかどうかちょっと悩みましたが・・・。ま、締めくくりということでアップしました。

 鉾田駅には601、431、505の3両が留置されていました。話では鉾田駅とともに保存されることになったとか。ここに714とDD601がいないのが残念です。

留置車両や駅を写真に収める人がそこそこ見られました。
DMH17エンジン。もう動くことはないのでしょうか・・・
傾きつつある陽に向かう431は、まだまだ走り足りないといった感じ。
鉾田駅は保存されることになったこともあり、概ねその姿を保っています。んー、何jか足りないなぁ・・・と思ったら木製も駅名標が外されていました。
常陸小川駅は既に解体が始まっていました。他にも写真は撮ったのですが、あまり見ても・・・ってな状態でした。
石岡駅に残された602。602がいる部分のみレールが残され、その他は殆どが解体済み。
石岡駅5番線はすでにホームのみを残し、屋根や待合室などは残っていません。
機関区の建物や車庫も既になく、この先602はどうなるのか・・・
 弧線橋からいつものように写真を撮ろうとすると、ちょうど残された線路と602が見えたのですが、なんとも淋しい写真となりました。
 鹿島鉄道に来るのもコレが最後かも知れませんね。もし鉾田から若干の長さでも残し、南部縦貫鉄道のように定期的に運転されると良いのですが・・・。幸い鹿島臨海鉄道の新鉾田からも遠くはないですからね。