津軽鉄道 開業80周年

2010.08.31作成
2010年8月28日、29日に津軽鉄道で開業80周年イベントがあり行ってきました。前日に五能線経由で弘前に入り、月曜に秋田内陸縦貫鉄道に乗ってきました。それにしてもこの4日間、今年の夏の暑さの例にもれず無茶苦茶暑かったです。

と言うことで、秋田からリゾートしらかみの橅編成で五能線を堪能・・・と言いたいところでしたが、海上の天気はイマイチでした。
イベントの前日にとりあえず津軽鉄道の終点、津軽中里まで行ってきました。折り返すまでの間にちょっと撮影。
太宰列車ということで、車内に太宰治の本が並んでいました。
五所川原へ向かう途中、ちょうど陽が落ちました。明日も晴れそうです。
弘前到着!改札口でねぷたの大きな像が出迎えてくれます。初日はこれでおしまい。明日から頑張らねば!

8月28日、津鉄のイベントへ向かう前にひと仕事。撫牛子~川部の鉄橋ポイントで日本海を撮影。と、その前に583が秋田から青森へ回送があるので一枚いただき。大曲の花火大会向けの送りこみですかね。
続けて本命の日本海。ちゃんと撮れました。良かった良かった。それにしても朝ここへ向かっている時は霧でかなり視界が悪く心配でしたが、見ての通り晴れました!この後もこの調子で晴れてほしいものです。
この撮影地の目印(?)。とても良い感じだったので一枚いただきました。
津軽五所川原に到着するとちょうど80周年イベントでテープカットするところでした。
さっそく普段は扱っていないフリーパスを購入してイベント会場へ。
キ101がDD352に連結されています。
逆光のためイマイチの写真になってしまいましたが、やはり前からも撮影したくて北側の踏切から撮影。
ロッド式とキの組み合わせ。いいっすね~。
個人的に本命に近かいキハ22。これを撮ってから午後に運転されるDD352+オハ46+オハフ33+タム撮影のため移動です。
津軽飯詰で下車して乗ってきた列車を見送り、撮影ポイント目指して歩きます。暑い~。
いい感じの雲が広がります。田んぼは蝶やトンボ、イナゴが沢山いて子供のころ田んぼで遊んだ時の記憶が蘇ってきました。田んぼの近くを歩くとイナゴが逃げる感じね。
津軽飯詰から毘沙門方面へ移動し、川を渡ったあたりから一枚。無茶苦茶気持ち良い空が広がっていました。この場所で本命を撮影しても良いかと思いましたが、視線の先に狙っていた場所と思われる木があり、さらに頑張って歩きます。
本命の場所発見。以外にも誰もいません。まぁ、歩いてくるには暑すぎるし、車は停めるに苦労しそうですからね。のんびり列車を待つことに。写真はPLフィルタ使用を使用し、青空をさらに強調。
ほとんどのトンボは尻尾を太陽に向けて暑さをしのいでいましたが、こいつだけ向きが違いました。
ようやくやってきた103列車。オシリにタムがくっついています。
返しの104列車。ちゃんとタムを入れ替えてきました。うーん、なんとも素敵な光景です。それにしてもこの時は遠くに数名いたものの、この場所には私と同行の1人しかいませんでした。1日目の撮影はこれでおしまい。弘前に戻ります。

8月29日、この日はDD352+トム+トム+タムの貨物列車を五所川原~津軽飯詰を往復するということで、どうやら昨日よりも大勢の人が沿線に押し掛けていました。と、言いますか、この区間で撮影ができる場所って相当限られていて、十川か五農校前付近ぐらいなんでしょうね。ということで、十川駅付近の踏切からまずは望遠で。
思ったよりも列車が短くてフレーミングに失敗。トリミングしてしまいました。それにしてもかなりオモチャっぽく写ってしまいました。
貨物列車が戻ってきました。とても良い天気です。なんとも長閑な感じですが、DD352は力強い音を響かせて走り去って行きました。さて、101列車撮影のため移動です。
津軽鉄道の秘境駅とも言える毘沙門で下車して撮影しました。列車はナハフ1200が連結され、今回のイベントの目玉のひとつです。よくぞあの状態のナハフを約20キロの往復をさせたものだと関心してしまいました。津軽鉄道、素晴らしいです。
返しの102列車は同じ場所を反対側から。無茶苦茶暑いので、水分補給を兼ねて場所を変えることにしました。
同業者ばかりな気がしますが、思ったほど混んでいませんでした。混んでいたのは車窓から見えた毘沙門~嘉瀬の撮影ポイントでした。(苦笑)
毘沙門からひと駅の嘉瀬で下車して、思いっきり水分補給して次なる撮影ポイントへ。
嘉瀬から毘沙門方面へ歩き、撮影場所へ。列車がくるちょっと前までいい感じの夏雲があったのですが、肝心な時に少し弱ってしまいました。ま、いいか。
もうちょっと接近してきたところを中望遠でもう一枚。ヘッドマークはさくら風で「太宰」の文字。以外と似合う?
これにて今回メインの撮影は終了。津軽五所川原へ戻ります。
朝は人が多くて撮りにくかったキ101もこの時間は閑散としていたので、いろいろ好きな角度から撮影できました。
撮る気はなかったのですが、なんとなく。リゾートしらかみくまげら編成とタム・・・。今日はこれでおしまい。弘前から大館まで寝台特急日本海で移動し、駅近く(?)の宿で一泊です。

8月30日、大館の宿を6時に出てタクシーで陣場~白沢のポイントへ。現地までは非常に濃い霧が出ていてヤバイかと思いましたが、日本海の時にはこんな位まで見通せるようになりました。しかし、トワガマとは・・・
あけぼのの時間には思いっきり晴れました!けど、実はこの写真、ピンボケで結構ショック。はぁ~・・・
もうちょっと広く撮ればこんな感じです。
撮影を終えてバスで陣場駅へ。しかしこのバス停。ちょっと凄いです。安心して待つ場所がありません。ちなみにこの「風穴」、天然記念物だそうで、凄く涼しかったです。寒いくらいでした。
再び大館駅。昨晩は暗くて分からなかったハチ公像を一枚。前回来た時と同じでは芸がないので後ろから。
後は鷹ノ巣から秋田内陸縦貫鉄道に乗るだけなのですが、時間があるのでフリーきっぷのエリアで移動できる東能代へ行ってみました。するとこんなものが見れました。
鷹ノ巣から秋田内陸縦貫鉄道のもりよし3号で角館へ。それにしても日差しが突き刺さるような暑さでした。
この後角館から、新幹線こまちで帰還しました。いやそれにしてもこの4日間、非常に暑かったですね。暑さ対策グッズの充実を図ろうと心に誓いました・・・。