室蘭本線 2014夏至...

2014.6.24作成
2014年6月21日から北海道へ室蘭本線を走る夜行列車の撮影に行ってきました。夏至のタイミングならではの撮影に赴いた訳ですが・・・。 【 北舟岡 】

まずは長和~有珠の俯瞰ポイント。狙いはカシオペアのギラリ・・・なんですが、恐らく通過する前に陽が山に遮られるとわかってあいましたが一縷の願いを込めて・・・。まずはトワイライトエクスプレスから。
海水の温度が高い割に気温が低いのか、ガスりやすく、駒ケ岳がぼんやりとしか見えず、時折見えなくなります。
水平線近く空は白くなってしまってイマイチ。でも上空はなんとなくいい感じ。貨物の長い編成ならこんな感じもアリ?
肝心のカシオペア直前のスーパー北斗はこんな感じ。線路を境に陰陽が分かれます。
数分後のカシオペアでは概ね影に飲まれます。まぁ、分かっていたことなのでそれほどガックリしませんでした。
北舟岡へ移動し、北斗星を狙います。駅には既に大勢の人が北斗星が来るのを待っていました。向かってくるのはもう場所が取れなさそうだったので、後ろ撃ちすることにしました。意外と良い感じに撮れたかと。

6月22日、3時にホテルを出て白老~社台の撮影地へ。すでに現場には車が数台いましたが、なんとか立ち位置を確保。4時40分過ぎ、急行はまなすがやってきました。本来なら日差しがあるはずなのですが、この日は濃霧注意報が出ていたのでこのありさま。でもまぁなんとか撮影できました。
トワイライト、北斗星を待つ間、貨物を撮ります。が、なかなか霧の状況が変わりません。
普通列車を撮ったところで、信じがたい情報が・・・。なんでも江差線内で貨物が脱線したとか・・・。え?!いつ??
結果から言うと、トワイライトは木古内抑止、北斗星は蟹田抑止。当然貨物だって全般的に抑止。つまり・・・。この場所にいても本州からやってくる列車は一本もここへは来ないことが判明。どうすんだ??というか翌日は北斗星で帰る予定だけど、大丈夫なのか?!
これはもうアカン。ってことでとりあえず適当に撮影しながら考えることに。天候を考えとりあえずl、東室蘭より西側え移動。礼文~大岸のポイントへ。ここならアングルを色々帰られるのでこの後の行動を考えながら撮影することに。
で、とりあえず特急北斗が函館へ向けて走って行きました。キハ183のトラブルで車両のやりくりに苦労しているようで、微妙な編成となっている様子。
逆側から撮影。ここに立った時点では快晴で奥まで景色が見通せていたのですが、徐々に陸から霧が流れだし、すっきりしない様子になってしまいました。
本来なら上り夜行列車を撮影する計画だったのですが、それもできず。結局宿泊予定の長万部へ。すると改札にお知らせが啓示掲示されていました。脱線事故による列車の運休が主な内容。この時点では白鳥と急行はまなすの運休が書かれていました。

さきほど撮影した特急北斗が丁度戻ってきたので折角なので撮影してみました。
適当に時間をつぶしてから宿に向かうことに。途中で線路を越える歩道橋があってそこから駅を見るとスーパー北斗がやってきたので急きょ撮影。
北海道新幹線が長万部にも駅を置くことになるのですが、ここは数年前に来た時からまったく様子は変わってませんでした。(木古内は流石にかなり状況が変わっていて、開業が近いことを感じました。)
ここに新幹線の駅ができるとこういう雰囲気も変わるのでしょうかね。駅周辺も変わっていくのでしょう。特に長万部と言ったら毛ガニとか温泉など、観光地としての要素は多いですからね。

翌朝のニュースで脱線事故の復旧が終わっておらず、とりあえず17時までの白鳥運休と、当日札幌発のすべての夜行列車の運休が決まってしまいました。
ということで手元にあった北斗星の券は幻となり、とりあえず撮影・・・(泣)
どうやって帰るか試行錯誤した結果、新千歳から羽田へ飛行機で移動することに。
運休となった6月23日札幌発の北斗星特急寝台券
   特急寝台券を払い戻し、一路新千歳空港へ。折角なので昼食(当然サッポロクラシック付き)を頂き、お土産など買うことに。お店の近くになぜか札幌市電のM100。かなり本物っぽいけど明らかに模型などの塗装感。やはり中身は本物なのかなぁ。気になる・・・

羽田空港からは面倒なのである程度近くまで行くリムジンバスを使うことにしました。待ち時間の間にも生ビール。ビールを煽りながら、残り少なくなった北海道夜行の撮影リベンジを誓うのでありました。